3流大学生がたった一発でTOEIC900点を取得した勉強法

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普段何気なくやっているリスニング学習の効果を格段に上げるちょっとした工夫

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f:id:houhou584:20150103022758p:plain 対象レベル
・ リスニング力を高めたい人
・ リスニング勉強法について知りたい人

1. リスニング勉強法の工夫

リスニング力を上げることは簡単ではありません。私もそうでしたが、最初の内はなかなか聞き取れるようにならなくて苦労しました。

しかし、普段行っているリスニングの学習法をちょっと工夫することで、効果が一気に上がることがあります。今回は、私が行っていたリスニング学習時の簡単な工夫やコツをご紹介します。

1.1. ヘッドホンを使う

リスニングの勉強をするときは、耳全体をイヤーパッドが覆うオーバーヘッド型のヘッドホンを使うことがオススメです。なぜなら、ヘッドホンを使った方が余計な雑音をシャットアウト出来るし、英語の音をクリアに聞きやすいからです。特に、シャドーイングをするときなど、英語の音に着目して行う勉強法の際は、ヘッドホンを使った方が良いと思います。

英語の音に着目して行わないリスニング学習法の場合はヘッドホンである必要はありません。例えば、通学時間や通勤時間などのすき間時間に行う精聴は、英語の音のレパートリーを増やすことが目的ではなく、英語の意味をとらえることに着目してリスニングの勉強を行います。

英語の意味を理解する勉強ですから、そこまで英語の音がクリアに聞こえなくても良いでしょう。そもそも、電車や歩行中にヘッドホンを使うのは不便です。そういった場合はカナル型のイヤホンで十分です。私も通学時間はipodに英語の音声を取り込み、イヤホンを使って英語を聞いていました。

また、ヘッドホンを装着すると外界の余計な雑音がシャットダウンされますから、自然と集中力が増し、勉強意欲も向上します。価格が高いものを選ぶ必要はないと思いますので、まだ持っていない人は一つヘッドホンを購入してみることをオススメします。

1.2. 本番と同じリスニング環境を作る

TOEICでよく聞く失敗例として、自宅で模擬試験を解いているときはリスニング問題が解けたのに、いざ試験本番になると全く聞き取ることができなかったという話があります。練習ではちゃんと聞き取れたのに、本番では聞き取れない。これは非常にもったいないことです。

自宅で模擬試験を解いているときと試験本番では何が違うのか、その答えの一つが音の聞こえ方です。TOEIC本番は広い部屋でスピーカーからリスニングの音声が聞こえてきます。普段イヤホンやヘッドホンを使って英語の音声を聞いているときは耳のそばで英語を聞くことが出来ますが、本番では音源が遠く離れていることもあり、席の場所によっては斜めから聞こえてくるケースさえもありえます。

普段、イヤホンを使って英語を聞くことに慣れてしまうと、スピーカーからの聞こえ方に戸惑ってしまう可能性があります。TOEICで900点を取るためには、そのちょっとした戸惑いや違和感が命取りになりかねません。

そのため、リスニングの勉強をするときには、本番の試験と同様にスピーカーやコンポを使うと良いです。特に模擬試験を解くときには、自分の席から少し離れたところにスピーカーを置き、それで問題が解けるか試すのです。いつもやるのは大変かもしれませんので、たまにやる程度で良いと思います。私の場合、定期的にスピーカーを使うように心がけていました。

先ほどのヘッドホンの使い方と合わせてまとめると以下のようになります。

機器 学習シーン 説明
ヘッドホン シャドーイング 英語の音に着目して学習を行う場合は、音がクリアに聞こえるヘッドホンを使用する。
イヤホン 精聴 通勤時間などのすき間時間などに精聴をするときは、音ではなく意味をとらえることに着目して学習を行うため、ヘッドホンを使う必要はない。
スピーカー 模擬試験 TOEICの試験本番と同じ環境を作り、本番で聞こえ方の違いに戸惑わないようにする。

1.3. 大きめの声でシャドーイングを行う

私はシャドーイングをするときに少し大きめの声を発するようにしていました。声を出すことは脳の血流を促し、脳の働きを活性化させます。そのため、大きめの声を出すことでリスニングの学習効果も高くなると思われます。実際のところは、どれくらいの効果があるか確かなことは分かりません。しかし、効果が出るとポジティブに思い込むことは大切です。

プラセボ効果という言葉をご存知でしょうか?ウィキペディアの意味を引用するとこうなります。

偽薬を処方しても、薬だと信じ込む事によって何らかの改善がみられる事を言う。

つまり、本当は医学的・科学的に全く効果がないことでも、効果があると思い込むことによって多少なりとも効果が出てくるというのです。実際に、様々な実験でプラセボ効果が発見されています。

また、声を出すことで眠気もさめます。ぼそぼそと小さい声でシャドーイングをするよりは、効果があると前向きに考えて大きな声で英語を話すと良いでしょう。ただし、あまり大きな声を長時間出していると喉が痛くなりますので、ほどほどにしてくださいね。

なお、シャドーイングの勉強法については以下の記事をお読みください。


2. まとめ

英語の勉強は奥が深く、そのやり方も無数に考えられます。普段何気なくやっている勉強法もちょっと工夫して変えてみることで、学習効果が格段に高くなる可能性も秘めているのです。ここで紹介したのは、あくまで私が実践していたリスニング学習法の工夫の一部です。常に最適な勉強方法を探り、自分なりに勉強法を改善してみてください。


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