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3流大学生がたった一発でTOEIC900点を取得した勉強法

海外経験なしの英語初心者が初受験でTOEIC920点、英検準1級、英検1級に合格した方法を教えます

英検の成績表に新たに追加された英検CSEスコアはこんなに活用できる!

英検1級合格法

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f:id:houhou584:20150103022758p:plain 対象レベル
・ 英検を勉強している人
・ 英検で新しく追加されたスコアの仕組みについて知りたい人

1. 英検の成績表に新たなスコアが登場

2015年度の第1回検定から英検の成績表が変わりました。それは、「英検CSEスコア」と「英検バンド」の新設です。

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まず、これまでの成績表には点数と合否結果しか掲載されていませんでしたが、そこにユニバーサルなスコア尺度である「英検CSEスコア」というものが追加されたのです。後で詳しく説明していきますが、この英検CSEスコアが追加されたことによって、これまでには出来なかった幾つかのことが実現できるようになります。そのため、英検利用者にとって、英検CSEスコアの導入は歓迎すべきことでしょう。また、英検CSEスコアの他にも「英検バンド」という指標が追加されました。英検バンドでは、あとどれ位で合格できるのかどうか「合否ラインまでの距離」を知ることが可能です。


2. 英検CSEスコアとは

それでは、最初に英検CSEスコアから詳細に説明していきます。

2.1. 英検CSEスコアの仕組み

英検CSEスコアは、国際基準規格であるCEFR(セファール)と関連したユニバーサルなスコア尺度です。CEFRとは「Common European Framework of Reference for Languages」の略称で、欧米で幅広く導入されているコミュニケーション能力のレベルを示す国際基準規格です。国内では、NHKの英語講座においてCEFRが使われていることが有名です。

CEFRはA1からC2までの6段階に分かれており、これにより言語の習熟度を判定することができます。

レベル 習熟度
C2 どんな話題でも内容を容易に理解し,非常に複雑な状況でも細かい表現の違いを的確に使い分けることができる。
C1 高度な話題の内容を理解し,複雑な話題について明確でしっかりとした表現ができる。
B2 抽象的で複雑な話題の要点を理解し,幅広い話題について自然なやりとりができる。
B1 身近な話題の要点を理解し,興味関心のある話題であれば,短いながらも自分の意見や理由などを述べることができる。
A2 身近な内容に関する簡単な表現を理解し,日常生活での簡単なやりとりをすることができる。
A1 日常生活でよく使われる非常に基礎的な表現を理解し,使うことができる。

そして、CEFRのA1からC2までの範囲に対して、リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの4技能を各1000点満点として、合計0点から4000点に尺度化したものが英検CSEスコアになります。

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英検公式サイトに掲載されている上記の図を使ってもう少し具体的に見ていきましょう。例えば、英検1級合格の目安は英検CSEスコアにおける「2810点」ですから、仮に英検1級にギリギリ合格すればCEFRのC1レベルに相当します。一方で、英検1級に満点近くで合格することが出来れば、CEFRのC2レベルに到達していると言えます。

2.2. 英検CSEスコアの使い方

今度は、英検CSEスコアの導入によって何が実現できるのか、英検CSEスコアの活用方法を考えてみましょう。

・他の資格との比較が可能
CEFRは世界的に知られた国際基準規格ですから、TOEICやTOEFLなどの資格とも関連しています。そのCEFRと英検CSEスコアが連動しているということは、英検CSEスコアを基に他の資格と比較することが可能になるのです。

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ここでは、英ナビというサイトに掲載されているスコアの相関関係を表した図を引用します。例えば、英検準1級に合格するレベルの英語力、つまり英検CSEスコアで2500点以上あれば、TOEICのリスニングは400点、リーディングは385点が取れることが分かります。また、TOEFL iBTに関しては72点~94点に相当します。

・各級同士の比較が可能
先程掲載した英検CSEスコアの仕組みの図をもう一度見て欲しいのですが、英検CSEスコアは5級から1級まで全ての級に対応しているため、これを使って各級同士の比較をすることが可能なのです。例えば、英検準1級を受験した際、英検CSEスコアが2900点だったと仮定します。このスコアは、英検1級の合格の目安である2810点を越えていますから、もし今の段階で英検1級を受けても合格する可能性が高いと言えます。

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厳密には、英検1級には英検準1級では出題されない英単語も多いですから、英検準1級に満点近くで合格したとしても英検1級に合格できるとは限らないですが、一つの指標になることは間違いありません。

・技能別の能力を把握できる
英検CSEスコアは、リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの4技能ごとにそれぞれスコアが算出されますから、英検CSEスコアを技能別に比較することによって、自分がどこを苦手としていのか把握することが可能です。例えば、英検1級を受験したときに、他の技能と比較してリスニングの英検CSEスコアだけ著しく低い場合には、リスニングの勉強を集中的に行うことで次回の合格へ向けて対策することができます。

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2.3. 英検CSEスコアの算出方法

あなたが現在どれ位の英検CSEスコアを持っているか、英検の得点を英検CSEスコアに換算するサービスがあります。「英検スコアリングサービス」のサイトにアクセスし、過去の成績表を基にしながら受験級、受験日程、得点を入力すれば、簡単に英検CSEスコアを計算してくれます。※2016年の6月現在はサービスを停止しているようです。

・得点の入力

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・英検CSEスコアの算出

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3. 英検バンドとは

次に、英検CSEスコアの他に今回新たに創設された英検バンドについて説明していきます。これは、「+1」や「-1」といった数値で合格までの距離を示してくれる指標で、数値が大きくなるにつれて合格に近いことを表しています。例えば、前回英検を受験した際の英検バンドが「-3」で、今回の英検バンドが「-1」であれば、着実に合格へ近づいており、あと少しで合格できることが分かります。

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しかし個人的には、成績表の得点や英検CSEスコアがあれば合格までの距離は把握できると思うので、英検バンドはおまけ程度であると考えています。ただし、単純な数値によって直観的に合格へ近づいていることが分かるのは嬉しいことかもしれません。


4. まとめ

今回新たに成績表に追加された「英検CSEスコア」と「英検バンド」によって、英語力を以前よりも客観的に把握できるようになりました。また、使い方によっては他の資格と比較したり、各級同士を比較することも可能です。最初は仕組みを理解することに少し戸惑うかもしれませんが、せっかく便利な指標が用意されたのですから分からないまま放置するのではなく、きちんと意味を理解して英語の勉強に活かしていくことが大切だと思います。


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