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これからTOEIC900点を目指す人のためのTOEIC基礎知識大全

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・ これからTOEIC900点を目指して勉強を始めようとしている人
・ 既にTOEICの勉強を始めているが、もう一度TOEICの基礎知識について再確認したい人

1. TOEICとは何か

まずは、TOEICとは何かご説明しましょう。

TOEICとは、

Test of English for International Communicationの略称で、
英語によるコミュニケーション能力を幅広く評価する世界共通のテスト

です。

1.1. TOEICの特徴

① 合否ではなくスコアで評価
TOEICは、合否ではなく10点から990点までのスコアで評価されます。リーディング編とリスニング編の2種類のテストがあり、それぞれ5点から495点でスコアが算出され、それらの合計がTOEICのスコアとなります。

② グローバルスタンダード
TOEICは、世界約150カ国で実施されています。そのため、世界共通の基準として英語のスキルを比較することが可能となります。例えば、「TOEICテスト Worldwide Report」によると、日本人の平均スコアは512点ですが、韓国人の平均スコアは632点となっています。

③ リーディングとリスニング能力を図る
TOEICでは、和文英訳、英文和訳、英会話等の問題はなく、リーディングとリスニングだけの問題で構成されています。そのため、英語が話せなくてもTOEICで900点を取ることは十分に可能です。

④ ビジネスシーンで使われる英語
TOEICでは、ビジネスシーンで使用される英語に関する問題が出題されます。例えば、ビジネスにおけるメールや商品の宣伝に関する問題などが挙げられます。学校教育や英検では学んだことがない「ビジネス英語」が出題されますので、TOEICで900点を取るためには、ビジネス用の英単語を習得し、ビジネス用の英文に慣れる必要があります。

⑤ 就職に有利
TOEICで高いスコアを持っていると就職で有利になります。TOEICのスコア分布を見ますと、895点以上の人は全体の5%未満しか存在しません。それゆえに、就職時にTOEICで900点を持っていると圧倒的に有利になります。一方で、サムスンなどは新入社員にTOEIC900点を求めており、TOEIC900点が最低条件になるケースもあります。

以上が、TOEICの主な特徴です。


2. TOEICの種類

TOEICには、いくつか種類があります。

そのため、TOEICの勉強を始める前に自分がどの試験を受験するのか、
正しく把握しておく必要があります。

そこで、今回はTOEIC初心者が知っておくべきTOEICの種類についてご説明します。

2.1. TOEIC

まず最初が「TOEIC」です。一般的にTOEICと言ったらこれを指します。

リーディング100問、リスニング100問から構成され、990点満点のスコアで英語力が算出される試験です。世界約150カ国で実施され、受験者数も年々増加しており、TOEICで高いスコアを持っていると大きなメリットがあります。

2.2. TOEIC SW

TOEIC SWテストは、国際的な職場において効果的にコミュニケーションをとるために必要な「話す・書く」能力を測定する世界共通のテストです。

一般的な「TOEIC」では、ListeningとReadingの能力を測定することにより、SpeakingとWritingを含めた英語によるコミュニケーション能力を総合的に評価できるように設計されています。

しかし、現実的にはTOEICの試験ではSpeakingとWritingの能力を測定することは困難です。そこでSpeakingとWritingの能力を測定するために誕生した試験がTOEIC SWです。

TOEIC SWでは、TOEICと異なってスピーキングとライティングの問題しかありません

まず、スピーキングのテストでは、英語を音読してアクセントをチェックする問題や英語のインタビューに答える問題などがあります。また、ライティングのテストでは、英語でEメールの返信を書く問題やあるテーマに対する自分の意見を英語で書く問題などがあります。

問題の構成は下記に書かれていますので参考にどうぞ。
⇒ TOEIC SWの問題の構成

スピーキングテストが20分で11問、ライティングテストが60分で8問となっており、0点から200点のスコアで結果が算出されます。また、試験の受験方法は全てパソコンを使用することになっており、紙ではなくパソコン上に音声を吹き込んだり、文章を入力して回答を行います。

国際的な企業の場合、英語読む・聞くだけではなく、書く・話すスキルが求められるため、海外赴任の条件等にTOEIC SWのスコアが利用されています。

TOEICで900点を取れた方は、TOEIC SWに挑戦してみると良いかもしれません。

2.3. TOEIC Bridge

TOEIC Bridgeは、「TOEICへの架け橋」という意味を込めて、基礎的な英語コミュニケーション能力を評価するために開発された世界共通のテストです。

リスニングテストが25分で50問、リーディングテストが35分で50問となっており、20点から180点のスコアで結果が算出されます。

問題構成についてはTOEICとほとんど同じですが、TOEIC Bridgeは難易度が下がっている点が異なります。例えば、TOEIC Bridgeで出題される単語のうち87%が高校3年までに学習するものであり、高校生でも問題を解くことができます。

つまり、TOEIC BridgeはTOEICよりも「やさしく」「日常的で身近」「時間が短い」試験となっており、英語学習を始めたばかりの方にぴったりのテストです。

また、TOEIC Bridgeで良いスコアを持っている場合、多くのメリットがあります。

まず、一部の大学の入学試験で英語試験が免除になったり、選考で重視されることがあります。さらに、高校での海外研修や留学の要件になっていたり、大学の成績に加味されたりするなど、TOEIC Bridgeのスコアが重要視されるシーンは沢山あります。

まだ英語に自信がない方やTOEICを受ける前の力試しとして受験すると良いと思います。


3. TOEICの問題形式

今回はTOEICの問題形式についてご説明します。

TOEICのテストは、リスニング編とリーディング編の問題に大きく分かれています。
リスニングが45分で100問、リーディングが75分で100問となっており、合計で2時間、200問のマークシート形式の試験です。

3.1. リスニング編

リスニングは4つのパートに分かれています。

Part1 写真描写問題 10問
1枚の写真について4つの短い説明文が放送されます。4つのうち、写真を最も的確に描写しているものを選び解答用紙にマークします。シンプルな問題ですが、意外と難しい引っ掛け問題が出題されることがあります。 

実際のサンプル問題は「ここ」から見ることができます。

Part2 応答問題 30問
1つの質問または文章とそれに対する3つの答えが放送されます。設問に対して最もふさわしい答えを選び解答用紙にマークします。そんなに難しいパートではなく、TOEICで900点を取るためにはここで点数を稼ぐ必要があります。

実際のサンプル問題は「ここ」から見ることができます。 

Part3 会話問題 30問
2人の人物による会話が放送されます。会話を聞いて問題用紙に印刷された設問と解答を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークします。会話形式の問題となっており、実際に2人の人物が話している様子をイメージしながら解く必要があります。

実際のサンプル問題は「ここ」から見ることができます。 

Part4 説明文問題 30問
アナウンスやナレーションのようなトークが放送されます。各トークを聞いて問題用紙に印刷された設問と解答を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークします。リスニングの最終パートであり、疲労で集中力が低下しているとすぐに聞き漏れてしまいます。放送される英文の量も多く、難易度の高いパートとなっていますが、問題数が多く、TOEICで900点を取るためには必ず攻略しなければならないパートです。

実際のサンプル問題は「ここ」から見ることができます。 

3.2. リーディング編

リーディングは3つのパートに分かれています。

Part5 短文穴埋め問題 40問
不完全な文章を完成させるために、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークします。文法の問題から単純な単語力を試す問題まで幅広く出題されます。模擬試験や市販の問題集を解くことで十分点数を上げることが可能であり、TOEICで900点を目指すためにはミスをできないパートです。

実際のサンプル問題は「ここ」から見ることができます。 

Part6 長文穴埋め問題 12問
不完全な文章を完成させるために、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークします。Part5と同様に英文法や英単語の問題が出題されますが、Part6の場合は長文で出題されます。難易度の低いパートであり、Part5と同様ミスをできないパートです。

実際のサンプル問題は「ここ」から見ることができます。

Part7 読解問題 48問
ビジネスシーンで使われる様々な英語の長文が出題されます。4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークします。1つ1つの問題の難易度はそれほど高くありませんが、読まなければならない英文の量が多く、ここで最後まで解くことができるかが、TOEICで900点を取れるかに関わってきます。

実際のサンプル問題は「ここ」から見ることができます。


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